現在、どのような業務をされていますか?
ダイナパックが扱う包装資材は、段ボール・印刷紙器・軟包装・パルプモールドといろいろあるのですが、現在私は段ボール、印刷紙器のデザインに携わっています。段ボールというと長方形の箱を想像される方が多いと思います。一見するとただの箱のように思われがちですが、中に入る製品が、最適な状態に保てるよう、寸法や素材を検討します。
また、中身を保護するための緩衝材を付けたり、箱から中身が取り出しやすいような構造を考案しながら、お客様のニーズにあったデザインも行います。さらに、箱だけではなく、段ボールを使った店頭POPや什器のデザインもしています。
「デザイン」という業務の魅力は何ですか?
デザインする時に、お客様と包装する商品の状態や現在どのような悩みを抱えているのかを話し合う必要があるため、様々な業種のお客様とかかわり合うことができます。就職活動をしているときから多種多様なお客様とかかわりたいという気持ちを強く持っていたので、この点はデザインという仕事の大きな魅力になっています。
自分自身で設計した商品が店頭に並んでいるのを見ると、嬉しいですし、仕事へのモチベーションにつながります。
キャリアパス
- 1.入社時研修
- 本社(名古屋)で座学の研修を行いました。専門的なことばかりで大変でしたが、東海地区の各事業所を見学に行くことで、頭で理解していたことを実際に見て吸収することによって非常に充実した研修でした。
- 2.事業所研修
- みよし事業所で生産、業務、品質、営業の仕事を体験しました。たくさんの人と関わりが持てたため、現在の仕事を進める上で、非常に良い経験となっています。
- 3.配属
- 開発本部 関東CSC デザイングループに配属されました。デジタル印刷という新事業に携わっており、毎日が楽しく大変充実しています。
ダイナパックに入社して、良かったこと、大変だったことは?
自分のデザインした製品が実際に採用され、売り場にあるのを目にすることができるのはデザイナーとしてモノづくりにかかわっているからこそ感じることができる嬉しさです。
デザインの経験がなかったので、最初はCADでの作図に苦労しました。先輩社員と比べると作図にまだまだ時間がかかってしまうので早く追いつきたいです。不慣れで苦労することが多いですが、できるだけ丁寧に素早く作成するよう心掛けています。最近は入社当時よりもお客様に自分がデザインした製品を見せる機会が増え、同じ製品でも見る人・使う人によって感じることが違うということにデザインの難しさを感じるようになりました。誰にでも使いやすく、多くの人に納得してもらえるようなデザインにとてもやりがいを感じています。
就職活動中の学生のみなさんへ
就職活動をしていくうえでいろいろ悩んだり、落ち込むことも多いかと思います。企業の認知度は様々ですが、自分が就職するうえで譲れないこだわりを忘れてはいけません。ぜひ経験や先入観に縛られずに色々な会社を見てみてください。
入社を決めた理由
生活に関わるものに携わりたいという思いから、製品を包むものをつくる包装業界に興味を持ちました。包む製品は、加工食品や農産物、弱電製品など多岐にわたりますし、包装に求められることも、製品の保護だけではなく見た目のユニークさや流通における機能性など様々です。包装を通じて多種多様なお客様とかかわり合えるということでダイナパックへの入社を決めました。