「2024日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が複数入賞!
プラスチック系緩衝材は緩衝性、断熱性、耐水性、耐久性に優れ、軽量である為、家電用緩衝材、魚箱、生鮮野菜・果物用保冷箱に多く使用されています。
さらに、その他様々な分野(建築資材等)でも利用普及しています。
プラスチック系緩衝材におすすめの利用シーン
「2023日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が入賞!
「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高峰と優秀群を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。
輸送包装部門賞
「手が痛くない手掛け穴」
一般的な半開手掛け穴では罫線部が手に食い込んで痛みを感じやすいという課題があります。それを解決するために、手が載る面積を拡大した、手に食い込みにくい手掛け穴を開発しました。
手が載る面を設けるためには2本の罫線が必要ですが、2本の罫線を片手で折ることは困難です。そこで、ずれて配置された2本の罫線が連動して折れるシマオカロックを手掛け穴に付けました。これにより「手が載る面の拡大」と「片手でスムーズに折れる組み立て性」の両立を実現しました。
関連情報
「折るだけでロック!『シマオカロック』」が業界最高峰「木下賞」を受賞しました
2023日本パッケージングコンテスト入賞作品一覧 Ⅰ公益社団法人 日本包装技術協会
2022 日本パッケージングコンテスト受賞!!
受賞実績
「2022日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が複数入賞!
「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高峰と優秀群を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。
ジャパンスター賞
公益財団法人日本生産性本部会長賞
「巻いて曲げるだけ!簡単角当て緩衝材でウェザーカバ-を梱包」
従来は段ボールに発泡スチロールを貼り付けており、施工現場で利用後の分別作業の手間とプラスチック廃棄物発生が課題となっていました。
特徴①
発泡スチロール緩衝材を廃止し、段ボール製緩衝材に変更することでリサイクルが可能となりプラスチック廃棄物削減に貢献します。
特徴②
組立工程で巻いて曲げるだけの角当て緩衝材ですので、糊やテープを使わず組立作業が簡素化、コストダウンを実現しました。
工業包装部門賞
「組立て2 秒!丸ノコ4 個入り配送用BOX」
従来、セット販売する丸ノコは日本から海外の工場に配送し、現地の工場で調達した箱に入れ替え、付属品を加えてセットで梱包し販売を行っていました。それをより効率良く丸ノコを配送するため、集合包装(丸ノコ4個入り)で設計しました。配送にかかる費用を抑える為、作業改善に適した、業界最高峰の木下賞を受賞した当社の「シマオカロック」を応用し、「組立2秒」丸ノコ4個入り固定用内材を開発致しました。
特徴①
誰でも簡単に組み立てることができます。作業時間は2秒!左右を巻くだけです。
特徴②
段ボール面積を削減し、CO2排出量削減につながります。
特徴③
特殊構造で安定性の高い配送ができます。
今回開発した本機構は、丸ノコ以外の様々な製品でも導入されており、作業性向上に大きく貢献しています。
菓子包装部門賞
「紫外線発色インキを使用したグミのパッケージ」
ここ数年でグミ市場は大きく伸⻑していましたが、オフィス菓子として定着していたグミの売上がコロナの影響で当時は伸び悩んでいました。当該商品を購入したことがない新規顧客獲得の為、販促効果が期待出来る商品パッケージの開発に取り組みました。
特徴①
紫外線により発色するインキを使用し、デザインの変化を体験出来るパッケージを開発しました。
特徴②
春に向けた商品コンセプトの為、桜の花の一部に紫外線発色インキを使用して、太陽にかざすと満開になる仕掛けをデザインで表現しました。
デザインの変化を体験出来る付加価値のあるパッケージで、消費者の購買意欲をかきたて、販売促進に効果的です。
関連情報
2022日本パッケージングコンテスト審査結果Ⅰ公益社団法人 日本包装技術協会
2021 日本パッケージングコンテスト受賞!!
受賞実績
ダイナパック・グループができること
ご要望に合わせたプラスチック系緩衝材をご提案
商品の易損性によっては、高い緩衝性が求められます。ポリエチレン、ポリプロピレン、ウレタンなどから最適なプラスチック系緩衝材による緩衝設計をご提案します。
ご要望に合わせた発泡スチロールをご提案
プラスチック系緩衝材は緩衝性、断熱性、耐水性、耐久性に優れ、軽量である為、家電用緩衝材、魚箱、生鮮野菜・果物用保冷箱に多く使用されています。
さらに、その他様々な分野(建築資材等)でも利用普及しています。お客様の要望に応じてカット品、汎用定型容器から様々な成形加工、緩衝設計をご提案します。
「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高峰と優秀群を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。
適正包装賞
「内材1点に機能を集約!衛生陶器用梱包箱の改善」
衛生陶器の梱包材として、これまで6点の内材で①衝撃緩衝、②耐圧強度向上、③手掛け穴の補強、④施工時の治具としての機能を実現していました。しかし、シマオカロック※を活用し、1点に集約することができました。これにより、製品梱包ラインにおいて管理部品が40%削減され、梱包工程は50%の削減につながり、廃棄する量も大幅に削減されました。梱包作業をする方からも「部材の組立が簡単になり、梱包時の負担も軽減された」と大変ご好評をいただいております。
※シマオカロックは、折り曲げるだけで構造を維持するダイナパックの特許技術です。テープやロックなしで簡単に組み立てることができるため、作業者の負担を軽減することができます。
包装アイデア賞
「剪定木のアップサイクルによるパルプモールド製トイカプセル」
国家プロジェクトである福島イノベーション・コースト構想のスタートアップ支援事業に応募する為、福島県の街路樹や造園の剪定木からパルプ繊維を取り出し、生分解性パルプモールドのトイカプセルを作りました。カプセルトイを優しく包み、ガチャポンマシンの内部もスムーズに通過します。カプセルトイが壊れることは無く、使用後のカプセルはリユースし、リユース出来ないものは古紙として回収し、リサイクルされます。
・剪定木をアップサイクルすることで、焼却廃棄処分量、CO2削減に貢献できます。
・カプセルトイの充填、カプセル回収などの雇用を創出することにより、地域活性化につながります。
・カプセルをリユースまたはリサイクルする仕組みをつくり、脱炭素に貢献します。
電気・機器包装部門賞
「V字形状で生産性UP!カーナビEPS緩衝材のパルプモールド化」
ケンウッドブランドのカーナビ“彩速ナビ”の発泡スチロール(EPS)緩衝材をパルプモールド化し、プラスチック包装材使用量を削減しました。
その際、類似するカーナビ用パルプモールド緩衝材は折り曲げが2つあるコの字形状でしたが、折り曲げが1つのV字形状にしました。これによりパルプモールド製造時のサイズが約34%縮小し、取り数が増えて生産性が向上しました。
またV字形状のパルプモールドは製品を置いただけで緩衝材が閉じるため、梱包作業性がアップしました。製品を置いただけで閉じる機構はロボットによる箱詰めの自動化にも有効で、その実現に向けた検討を進めています。
発泡スチロールからパルプモールドへ変更したことによってプラスチック包装材は66%削減、シリーズ全体で年間約14トン削減され、CO2排出量は年間約47トン削減されます。
(株式会社JVCケンウッド様との共同出品)
工業包装部門賞
「包装の効率化によるロジスティクス」
ベトナムから日本へ自動車用部品を運ぶための輸送箱を改善し、CO2削減による環境課題対策や作業簡易化による労働改善などに貢献しました。
包材は積載荷重に耐える外箱に輸送先工場内での運搬用トレー2つを入れる仕様です。トレーでも荷重を支え、外箱を簡素化・軽量化したことで、積載効率を下げることなく包材の重量を削減しました。これにより輸送時のCO2排出量が30%削減されました。外箱の形状を変更したことで封緘時に使用するプラスチックテープが半減し、刃物なしで簡単に解体できるようになりました。トレーも1人で運搬できる形状になり、輸送前後どちらの作業も効率化することができました。
関連情報
「折るだけでロック!『シマオカロック』」が業界最高峰「木下賞」を受賞しました
「2023日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が入賞!
受賞実績
2024日本パッケージングコンテスト 第46回 入賞作品一覧Ⅰ公益社団法人 日本包装技術協会