実績紹介

「2020日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が複数入賞!

2020年10月13日 段ボール製品

公益社団法人 日本包装技術協会 主催「2020日本パッケージングコンテスト」において、当社関連のパッケージが入賞しました。

「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高峰と優秀群を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。

適正包装賞
「コピー機フィニッシャー用梱包EPS包装設計による合理化」

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包装の合理化によるトータルコストダウンを目的に、輸送積載効率と梱包作業性の改善を図り、この包装形態を考案しました。
特徴①発泡スチロール(以下EPS)を活用し梱包形態を小さくまとめたことで、製品に課せられた各種包装環境試験をクリアしつつコンテナ積載数を従来の2倍にしました。梱包材の軽量化にもつながり、輸送時のCO2削減にも貢献しています。
特徴②緩衝材を段ボールからEPSに変更したことで組み立て作業が不要になり、作業工数を大きく削減しました。EPS包装部品は複数の製品に兼用できるよう設計しており、管理面においても改善ができました

ロジスティクス賞
「チェーンソー台形箱」

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製品外装箱の形状を一般的な四角形から台形にして無駄なスペースや包材を省いたことで、積載効率を大幅に改善し包装資材費と輸送費の削減を実現しました。
特徴①チェーンソーの形状に合わせて箱を台形にすることで、パレット積載効率を従来の1.5倍にしました。
特徴②作業性を考慮して従来の四角い外装箱と同様に、台形でも折りたたみが可能な箱形状に設計しました。
特徴③製品の固定に箱のフラップを利用、追加部材も削減し包材を軽量化しました。
(ハスクバーナ・ゼノア株式会社様との共同出品)

贈答品包装部門賞
「クラウンメロン中東向け紙器箱」

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中東ドバイ・カタールの富裕層への市場拡大を目的に、アラブの王族に献上する最高級メロンにふさわしい紙器箱を開発しました。モスクの装飾をイメージしたパターンとカタールのソウルカラーであるエンジ色が中東進出を支えます。疑似エンボスの重厚感やゴールドの輝きがクラウンメロンのフォルムや網目模様の美しさを際立たせ、それをゆったり鑑賞できるようメロンを寝かせておける形状です。
地域復興も重要な目的としており、包装資材もメロンの産地である袋井市で完結させ、台座の布貼りを地元の社会福祉法人が担当。特産品がつなぐ「農・工・福連携」を果たしました。

贈答品包装部門賞においては、2017年同コンテストにて「クラウンメロン ギフトボックス『BLACK』」でも受賞を果たしており、今回の結果含めお客様にも大変喜んでいただけました。

関連情報
日本パッケージングコンテストⅠ公益社団法人 日本包装技術協会
2017 日本パッケージングコンテスト受賞!!
受賞実績