「2018日本パッケージングコンテスト」において当社作品が入賞!
2018年08月29日 段ボール製品 |
公益社団法人 日本包装技術協会 主催「2018日本パッケージングコンテスト」において、当社関連のパッケージが入賞しました。
「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高水準を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。
なお、入賞作品は10月2日(火)~5日(金)に開催される「TOKYO PACK 2018」(於 東京ビッグサイト)特設コーナーで展示される予定です。
ダイナパックは今後も、技術力、デザイン力、マーケティング力、提案力、スピード力などに磨きをかけ、「人に、モノに、地球にやさしい」を合言葉にパッケージを通じて社会のあらゆるニーズに応えてまいります。
テクニカル包装賞
「薄皮ミニトマト『きぬこひめ』の輸送包装」
薄皮ミニトマト『きぬこひめ』を傷付けずに輸送するために、カゴメ株式会社様と共同開発しました。
『きぬこひめ』は一般のミニトマトよりも皮が薄いため、果実同士の接触や配送時の外部からの衝撃などにより裂果や傷が生じやすく配送が困難でした。
そこで、 果実同士の接触を防止するために区分けされたウレタンの緩衝トレーに果実を置き、 外部からの衝撃を吸収するために上下に緩衝シートを敷くことで、傷付けずに配送することに成功しました。 果実と緩衝シートの間には衛生面を考慮して防曇フィルムを配し、輸送振動による果実の動きを抑える外装段ボールの寸法設計をしました。
緩衝トレー、緩衝シート、防曇フィルムを組み合わせ、薄皮トマトの宅配便輸送においても品質を保持できる包装形態を確立しました。
(カゴメ株式会社様との共同出品)
パッケージデザイン賞
「軽トラ型什器」
販促イベントで使用していた軽トラックの代替として、軽トラ型段ボール製什器を開発しました。
大量陳列による商品アピールとともに、アイキャッチ効果があるため特にファミリーに興味を持って頂くことができました。運転席では子供が遊ぶことができSNSでの拡散も期待できます。
店舗で組み立てる方式を採用し、輸送コストを抑えることに成功しました。
軽トラックに比べ搬入が容易になったため、全国200箇所のスーパーで展開することができました。
工業包装部門賞
「ハンドル周辺部に触れずに固定できる段ボールパッド」
メッキ塗装などの表面加工を施した筒状の製品に傷が付かないように、周辺部に触れずに製品を固定できる段ボールパッドを開発しました。
製品内側の凹みを利用し固定することで、周辺部に触れることなく収納できるようになりました。 また、内径が同じであれば外形が異なっても共用でき、更に組んだパッドは積み重ねが可能で、資材保管スペースの削減にも貢献しました。
(株式会社LIXIL様との共同出品)
特許出願中